ロボカップレスキュー シミュレーションリーグ

レスキューシミュレーションリーグ

コンピュータ内に作られた市街地で大規模災害が発生したことを想定し、「エージェント」と呼ばれる救助隊や消防隊、道路警戒隊を導入して、市民などの要救助者を探して救助するシミュレータ内の競技です。
例えば、火事を消火する消防エージェント、建物から市民を救助する救急エージェント、壊れた道路を修復する土木(啓開)エージェント等が協力し、被災者の探索と救助を行います。被災地の災害状況は視覚情報、通信情報(音声・無線)、各エージェント自身が取得した情報です。火災の状況や、建物の中に要救助者がいるかどうかはエージェントが近付いて確認する必要があります。通信情報は実際の災害現場と同様、音声と無線通信です。音声はエージェント同士が声で状況や意思を伝達したり、要救助者が助けを呼ぶ声などです。無線は救助センターと救助エージェント、その他のエージェントが通信によって共有できる情報です。
火災も温度、燃焼度、倒壊度などの数値が与えられ、数値は順次変わっていき、延焼した家屋が燃え尽きたり、近隣の建物に飛び火、建物の倒壊など、災害は進行していきます。市民も自力で歩いて避難所に向かう人もいて、その場合は倒壊した道路を修復して安全な避難路を確保することが重要となります。

参考動画(協力:愛知工業大学)


ルールが解りやすく解説されています


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